民主党の鳩山由紀夫代表は25日夕、自身の資金管理団体の政治資金収支報告書に記載した個人献金者のうち少なくとも3人が献金の事実を否定した虚偽記載疑惑について「大変ご迷惑を掛けてしまい、おわびを申し上げる」と陳謝した。 ただ、事実関係に関しては「実務担当の秘書の行為とは分かったが、正確を期さなければならず、調査している」と述べるにとどめた。調査結果の公開については「それほど長くかからないので、しばらく待ってほしい」と述べた。 遊説先の静岡市で記者団の質問に答えた。
民主党の鳩山由紀夫代表は25日夕、自身の資金管理団体の政治資金収支報告書に記載した個人献金者のうち少なくとも3人が献金の事実を否定した虚偽記載疑惑について「大変ご迷惑を掛けてしまい、おわびを申し上げる」と陳謝した。 ただ、事実関係に関しては「実務担当の秘書の行為とは分かったが、正確を期さなければならず、調査している」と述べるにとどめた。調査結果の公開については「それほど長くかからないので、しばらく待ってほしい」と述べた。 遊説先の静岡市で記者団の質問に答えた。
民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金管理団体「友愛政経懇話会」へ個人献金したとして収支報告書に記載されている複数の人が、「献金した事実はない」と話していることが朝日新聞の調べで分かった。鳩山氏への個人献金については、既に亡くなった人が献金者として記載された事例が明らかになっており、会計処理の不透明さが一層強まった形だ。 東京都内に住む元小学校教諭は、07年12月に12万円を献金したとして政治資金収支報告書に記載されている。ところが元教諭は、過去に一度も献金したことはないという。元教諭は取材に「鳩山氏はかつての教え子。その縁でたまに会合などで会うことはある」としたうえで、「しかし献金など事実無根。こちらが寄付してもらいたいくらい。どうしてそんなウソが載っているのか。本当に心配だ」と困惑した様子で語った。 千葉県内に住む会社役員の男性は、03〜07年の5年間で計23万円の記載があった。この男性
民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金管理団体「友愛政経懇話会」の政治資金収支報告書に、すでに亡くなった人が個人献金者として記載されていることが分かった。朝日新聞が03〜07年分の報告書を調べたところ、少なくとも5人の故人が延べ10回、120万円分を献金したことになっていた。遺族のうち、1人は「よく分からない」と答えたが、4人は「死亡後に献金した事実はない」としている。 05年3月に亡くなった東京都内の旅行会社元社長は、生前から献金があり98〜00年に年1万円、03年は25万円、04年は24万円が記載されていた。ところが死亡後もそれが24万円(05年)、10万円(06年)、15万円(07年)と続いている。 元社長の妻は05年以降の個人献金を否定したうえで「なぜそんなことになっているのか。死亡後の献金なんて不愉快」。旅行会社側も「経理担当者が確認したが、会社がかかわった献金はなかった」と困惑気
実態のない自称・障害者団体「凛(りん)の会」(現・白山会)を郵便割引制度の適用団体と認めた偽の証明書発行をめぐり、厚生労働省局長(当時課長)の村木厚子容疑者(53)らが逮捕された事件で、民主党国会議員から同会への対応を頼まれたとする当時上司の元障害保健福祉部長(退職)が大阪地検特捜部の任意の聴取に、障害者自立支援法への流れをつくるため、議員の依頼に応じたという趣旨の証言をしていることがわかった。 特捜部は、証明書偽造の背景に、同法成立に向けて野党の協力を得たいという期待感が同省内で共有されていた疑いがあるとみて、容疑を否認する村木局長を調べている。 04年当時、厚労省の障害保健福祉部では、元部長や、部下の企画課長だった現在の雇用均等・児童家庭局の村木局長らが、福祉サービス利用者に原則1割の負担を求める障害者自立支援法の成立に向けての責任者として、与野党の国会議員や障害者団体との折衝を続
政府内のセクハラに関する質問主意書 政府が把握しているこれまでの政府内のセクハラについてお示し願いたい。 以上、内閣の見解を問う。 右質問する。
障害者団体向けの郵便割引制度が悪用された事件で、大阪地検特捜部に郵便法違反容疑で再逮捕されている自称・障害者団体「白山会」(東京)代表の倉沢邦夫容疑者(73)が04年春、白山会の前身団体「凛の会」への団体の証明書発行を求めて厚生労働省幹部と面会した際に、民主党副代表の石井一・参院議員の事務所関係者であることを告げた、と特捜部の調べに供述していることが関係者の話でわかった。 倉沢代表は石井議員の元私設秘書だったが、当時はすでに辞めていた。特捜部は、こうした依頼が不正な証明書の発行につながった可能性もあるとみて調べている。 倉沢代表が面会したとしている厚労省幹部は朝日新聞記者の取材に対し、「(倉沢代表の)名前も知らないし、凛の会関係者とは一度も会ったことがない。障害者団体の証明に関する用件ならば、担当者が対応することだ」と説明している。 石井議員の事務所によると、倉沢代表は83年ごろ、当
「お尋ねについては、調査に膨大な作業を要することから、お答えすることは困難である」 政府は29日の閣議で、国や独立行政法人が発注した事業の入札書類を落札業者の関係者が作成したケースの提示を求めた民主党の長妻昭衆院議員の質問主意書に対し、たった1文で回答拒否を伝える答弁書を決定した。長妻氏は「ありえない。バカにした話だ」と憤慨し、改めて提出する考えだ。 質問主意書の提出は国会法で認められた制度で、政府は質問主意書を受け取ってから7日以内に答弁書を決定する仕組みになっている。質問主意書を活用する野党議員は少なくなく、長妻氏も質問主意書を通じて国立病院の医療ミスの実態や幹部公務員の退職金の額などを公表させてきた。 一方、官僚サイドは徹夜で答弁書を作成することも珍しくない。とくに長妻氏は、霞が関では「官僚泣かせ」で名が通り、国の施設に入るテナントの選定や使用料などを個別に聞く質問主意書では電話帳並
鳩山代表との党首討論で発言する麻生太郎・首相 =27日午後3時29分、国会・参院第一委員会室(酒巻俊介撮影) 政治とカネ 鳩山氏「何か積極的にやっていただけるのか、やっていただけないのかさっぱり分からないご答弁でありました。ただ、ぜひ企業・団体献金、われわれ、すり替えの議論をしているつもりは全くありません。李下に冠を正さずという言葉をお送りしておきたいと思いますし、ぜひですね、正しいことをやっていた、全部オープンにしていた。でもそのことによっても逮捕されてしまった。ならばその元を絶たなければいけないでしょうということで、われわれは、(やじに対し)うるさいですね、ちょっと静かにしてください。だからこそ、私たちは元を正そうじゃないか、元を断とうではないか。私も企業・団体献金を最初からすべて悪だと決めつけるつもりはありません。しかし、現実の問題として、このようないろんな事件が起きてしまう。このこ
民主党は、生活保護を受けるひとり親世帯を対象に上乗せしていた「母子加算」について、復活させる法案を今国会に提出する方向で検討を始めた。母子加算は4月に廃止され、09年度予算は前年度から約37億円削られてゼロに。同年度補正予算案で「アニメの殿堂」に117億円が計上されていることと対比させ、補正の「無駄遣い」を浮き彫りにする狙いもある。 「頭が真っ白になった」。民主党の母子加算復活作業チーム(主査・長妻昭政調会長代理)が25日に開いた初会合では、母子加算の廃止で月額8360円がカットされたという京都市の女性(32)ら3人の母親が、窮状を訴えた。党ではこうした取り組みによって、母子加算復活の必要性をアピールしたい考えだ。 一方、「アニメの殿堂」と呼ばれる国立メディア芸術総合センターへの予算計上を「本末転倒」(政調幹部)と批判。26日には「『亡国の予算』を検証する勉強会」の初会合で取り上げ、文
日本漢字能力検定協会をめぐる背任事件で、民主党の福山哲郎参院議員(47)=京都選挙区=が平成19年、前理事長の大久保昇容疑者(73)=背任容疑で逮捕=の親族企業の社員を事務所スタッフとして受け入れ、選挙活動にも参加させていたことが23日、関係者への取材で分かった。福山氏によると、長男で前副理事長の浩容疑者(45)=同=から頼まれ、同年7月の参院選を挟んだ3カ月間の研修として受け入れを決めたという。 また協会が昨年設立した各種検定の信頼性を評価する財団について、福山氏が文部科学相に設立を後押ししていたことも判明。福山氏をめぐっては、京都府選出の国会議員5人の中で親族企業などから受け取った献金額が最も多かったことが明らかになっており、前理事長父子との親密な関係に道義的責任を問う声も出そうだ。 関係者によると、福山氏が受け入れたのは浩容疑者が代表の情報処理会社「日本統計事務センター」の社員1人。
民主党の小沢一郎代表代行は23日、沖縄県南城市で記者団から、神奈川県の横須賀基地に拠点を置く米海軍第7艦隊によって「米国の極東におけるプレゼンスは十分だ」と代表在任中の2月に語った真意を問われ、「シンボリックな意味で第7艦隊という発言をした」と述べた。 「極東の安定には米国の関与が必要」との主張をするうえで、その象徴として第7艦隊の存在に触れたという趣旨の説明とみられる。ただ、小沢氏は、「第7艦隊」発言当時、「(在日)米軍がひくことによって、日本の防衛は日本が責任を果たしていけばいい」とも述べ、第7艦隊と自衛隊で協力していけば、他の在日米軍への依存は減らせるとの考えを示していた。 「第7艦隊」発言に対しては、在日米軍の役割を評価する与党や、自衛隊増強を警戒する他の野党から批判が出ていた。今回の発言は、民主党が政権担当後も即座に大幅な在日米軍削減や自衛隊増強に踏み込む考えはないことを示す
小沢一郎民主党代表の辞任に対しては二つの見方がある。辞任表明会見で、政治資金の問題に関して「一点のやましいところもない」と言い放つなど、まるで説明責任を果たしていないという批判。もう一つは辞任後も党内に影響力を残そうと剛腕ぶりを見せつけているとの見方だ。 ともに小沢氏を多少、過大評価している印象がある。 私はもっと単純に見ている。政治資金の話でいえば、ゼネコンから巨額献金を受けていたという事実を私たちがどう評価するかの問題であって、説明不足というより、小沢氏は説明しようにも説明ができないのである。 綿密なシナリオがあったようにも見えない。辞めるか、辞めないか。捜査の行方はどうなるのか。小沢氏の心は千々に乱れ、結局、「チェンジ」を求める世論に抗しきれなくなっただけではないか。 この20年、小沢氏は絶えず政界の中心にいて、私たち政治記者も、その密室的行動に随分と振り回されてきた。そこで何かある
【ポスト小沢】鳩山氏会見詳報(1)「小沢代表として歩まれた道は決して間違ってはいなかった」(14日午前) (1/4ページ) 2009.5.14 12:19 民主党の鳩山由紀夫幹事長は14日午前、東京・永田町の党本部で記者会見し、「国難の時に当たって一身をささげることができれば」と述べ、代表選へ正式に出馬を表明した。記者会見の詳細は次の通り。 「このたび、民主党の代表選挙に出馬の決意を致しました民主党の鳩山由紀夫でございます。日本が大変厳しい、まさに国難の時に当たって一身をささげることができれば、大変ありがたい、そんな思いで決意を致した次第であります。 私はオバマ大統領の世代ではありません。が、オバマ大統領が手本といたしましたケネディ大統領の演説に熱狂した世代でございます。ケネディ大統領は、国家が自分のために何をしてくれるかではなく、自分たちが国家のために何ができるかだと、そう申しました。
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