民主党の代表を鳩山由紀夫氏と岡田克也氏が争った。小沢一郎前代表を支えてきた鳩山氏が29票差で勝った。 予想以上に差がついたのは参議院議員が鳩山支持でまとまったからだという。参院民主党は小沢氏の影響力が強い。小沢氏の力が証明された。 代表を辞任した小沢氏は、代表代行に就任した。山田孝男専門編集委員は「小沢院政」と見る(「風知草」18日朝刊)が見立て違いだろう。小沢氏は後衛に引いて院政をするようなタイプではない。政権交代戦略の前衛を突っ走る、桶狭間の信長だ。 総選挙が近づいた。与党は負けるだろう。なぜなら、次の総選挙に限っては、与党と野党では勝敗ラインが大きく違うからだ。この点がポイントだ。 野党の民主党は、他の野党の議席を合わせて過半数の241議席をとれば勝ちだ。民主党中心の連立政権ができ、衆参のねじれも解消する。 ところが自民党はどうか。公明党と合わせて3分の2超の321議席をとれなければ
読売新聞グループ本社会長にして倍も年長の大先輩に、ぶしつけをお許しください。終生哲学徒たらんとする姿勢に常々敬服しております。「文芸春秋」6月号のエッセーに考えさせられました。 あなた様は、青年期にあこがれた20世紀最大の哲学者の一人ハイデガーが、ナチ政権の誕生後、43歳で大学総長に就任するや、ユダヤ系の恩師フッサールを追放したナチに入党、学生たちにヒトラー支持を呼びかけたと知って失望し、絶縁を宣言されています。 政治に未熟な学者が、年来の理想だった精神革命の断行を独裁者に託したものの、独り相撲で挫折、「人生最大の愚行だった」と気付き、以後は哲学に没頭した有名な事件です。忘恩、密告の暴露あり、思想への指弾ありで、今も論議は絶えません。 学問のみならず、文学、芸術、スポーツなど、およそ精神の営みが政治と交わると、深刻な責任問題と醜悪な人間ドラマを引き起こすのは歴史の習い。げに政治は怖い。 記
私はいま非常に忙しくて、テレビを見ている暇がない。株価は上昇しているようだが、実体経済の落ち込みは酷いのではないか。タクシーに乗った時、私は必ず「(タクシーの景気は)どうせすか」と訊く。答えは決まっている。「お客さん、話にもなりませんよ」だ。白川勝彦法律事務所が忙しいのは、債務整理の案件の増加である。給料は下がり、リストラされ、どうにもならなくなったとの悲鳴である。そんな人には、自公“合体”政権が得意げに喧伝している史上最大の14兆円の補正予算など何らの助けにもならないのだ。 全国各地で違法な職務質問が行われている。私のサイトは、職務質問の相談が引きも切らない。私自身が渋谷で受けた職務質問の実態を書いた「忍び寄る警察国家の影」は、職務質問を受けて憤懣やるかたない人々にとって、ひとつのバイブル(?)になっているようだ(笑)。メールでも多くの相談を受ける。警察国家だけではなく検察国家たることを
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