仙台市が「杜の都の環境をつくる条例」に基づき指定する保存緑地で、仙岳院(青葉区東照宮1丁目)が以前所有していた土地の樹木を同市の住宅建築会社が禁止命令に従わず伐採したとして、市は28日、同条例違反の疑いで、同社を告発する方針を固めた。29日にも仙台北署に告発状を提出する。保存緑地の解釈をめぐり、市と会社側の意見は激しく対立していた。民有地に関する緑地保全条例や協定などの違反容疑で自治体が刑事告発するのは、全国的にも異例という。 市などによると、住宅建築会社は08年7月中旬から8月上旬にかけ、仙岳院がかつて所有していた指定保存緑地約6900平方メートルのうち約1000平方メートルで、市の禁止命令に従わずにヒノキ、杉などを伐採したとされる。伐採地は現在、更地になっている。 市が仙岳院の敷地を保存緑地に指定したのは1975年。条例は、間伐などの維持管理を除く伐採を認めておらず、命令に従わない
九州、東北、北陸新幹線とつくばエクスプレスの高架橋で、はく離や脱落の恐れのあるパネル材が使われていたことが24日までに分かった。パネル材は麻生太郎首相の弟泰氏が社長を務める麻生(福岡県飯塚市)が製造、販売した「ASフォームI型」で、既に製造を中止している。 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)などによると、問題のパネル材が使われた高架橋は、九州新幹線新八代―鹿児島中央間の53工区のほか、東北新幹線の晴山高架橋(岩手県二戸市)、つくばエクスプレスの木曽根高架橋(埼玉県八潮市)、建設中の北陸新幹線の倉見高架橋(石川県津幡町)、金沢高架橋(金沢市)。 機構はJR各社とともに目視や打音検査を行い、安全性や耐久性に問題がないかどうか調べる。 麻生によると、このパネル材はコンクリートを流し込む樹脂製の型枠。施工後にはがす必要がない埋設型で、同社が1992年に販売を始めた。下水処理場の貯水池や
建物の高さ上限80メートル 仙台市景観計画案 仙台市は21日、これからの町並み形成の指針となる「杜の都景観計画案」を発表した。旧城下町地域で、建物の高さをおおむね80メートルとするなど、地区ごとに高さ基準を設けた。市はパブリックコメントを実施し、2009年夏ごろの施行を目指す。 高さ基準を設定したのは、景観計画案で「重点区域」とした旧城下町地域の約2200ヘクタール。基本的に高さ80メートル以上の建物の建設を制限する。市内で同規模のビルとしては、79.6メートルのアジュール仙台(青葉区本町)がある。 「景観形成と経済活動を両立させる」(市都市整備局)ため、敷地面積が1000平方メートル以上の建物に限り、一定規模の広場や緑地を確保すれば、基準を緩和する。商業ビルなどの建設が目立つJR仙台駅や青葉区一番町を含む地域では、この条件を満たせば80メートル以上の建物も可能とした。 他の主な基
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