応援演説にきた下村氏(右) 自民党が衆参議席を独占する「保守王国・山口」で、自民公認の岸のぶちよ候補と野党統一候補で無所属の元大臣・平岡秀夫候補がほぼ互角の戦いをしているのが山口2区だ。 統一教会との関係が報じられた下村博文・元文科大臣は4月13日、告示日の11日に続いて2度目の現地入り。「(個人演説会の開催された)熊毛地区は負けているかもしれない。全般的にも優位ではない」と報告し、家系図掲載による世襲批判に対しては「『二世』『三世』と揶揄されるようなメデイアの報道があるが、これほどすばらしい新人はいない」と反論した。 ただし、その理由は、安倍晋三元首相も「(山口4区の後継として)のぶちよさんのような人が欲しい」と語ったこと。二選挙区から白羽の矢が立つ“超大型世襲候補”と強調、「皆さまのお力でまず初陣を飾ることができれば、大きく世界のなかで大活躍できる。総理大臣にもなる可能性がある」とも絶