印刷 民主党の安住淳国会対策委員長は30日のテレビ東京の番組で、東日本大震災で被災した自治体の首長について「国からお金をもらって自分は言いたいことを言い、できなかったら国のせいにすればいい」などと批判した。今月上旬には被災地での言動をめぐって松本龍復興担当相(当時)が辞任したばかりで、安住氏の発言は被災自治体の反発を招きそうだ。 安住氏は「『知事は頑張っている』と言うが、仕組みが違う。自治体の首長は都合がいい。増税しないんですから。国からお金をもらって自分は言いたいことを言い、できなかったら国のせいにすればいい。『増税も無駄の削減も国会議員がやれ』と、立派なことは言うけど泥はかぶらないという仕組みを何とかしないといけない」と語った。 安住氏は被災地の有権者に対しても「家、財産、家族がなくなった人は不満は持っているが、だからといって『全部国会議員が悪い』というのは感情的な話だ」と述べた