関連トピックス胡錦濤北朝鮮野田佳彦金正日尖閣諸島14日、世界ウイグル会議の代表大会で発言するラビア・カーディル主席=東京都千代田区、渡辺丘撮影日中韓ギクシャクの構図 中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席が14日、日中韓首脳会議で訪中した野田佳彦首相との単独会談の求めに応じなかったことが分かった。一方で胡主席は韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領とは会談した。日韓両首脳に対し、対応に差をつけた異例の措置だ。 14日、中国政府が反発する亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」の代表大会が東京都内で開催されており、これに抗議する意図があったとの見方が出ている。また、尖閣諸島を巡る問題で日本を牽制(けんせい)する意図だとの受け止めもある。 胡主席は14日午前、北京の人民大会堂で野田首相と李大統領の表敬訪問を受ける形で3者会談を行った。終了後、野田首相は帰国の途に就いたが、李大統領は会場に残り