京都市内の国道で制限速度を39キロ超えてオートバイで走ったとして、京都府警は11日、同市西京区松尾大利町の無職山口勝容疑者(33)を道路交通法違反(最高速度違反)の疑いで逮捕し、発表した。現場の速度違反自動監視装置(オービス)には、山口容疑者が運転しているとみられる速度違反のオートバイが2年前から約90回撮影されており、ガッツポーズする姿も写っていたという。 オートバイの前方にはナンバープレートが付いておらず、山口容疑者は「正面からオービスに写っても証拠が無く、捕まらないと思った」と供述しているという。 府警によると、山口容疑者は今年5月16日午前7時ごろ、同市西京区大枝沓掛町の国道9号で、制限速度を39キロ超える時速89キロでオートバイを運転した疑いがある。府警は現場付近の張り込みで山口容疑者を特定したという。