「パートと正社員の力はさほど変わらない」と語るトリドールの粟田貴也社長=神戸市中央区、滝沢美穂子撮影トリドールの粟田貴也社長=神戸市中央区、滝沢美穂子撮影 ■トリドール社長・粟田貴也さん(51) 【内藤尚志】――国内全店で、パート従業員を店長にする計画を進めているそうですね。 「店を守ってもらうには地元の人がいい。うちの店は低単価で小商圏。顔見知りの店長がいる店には、近所の客が足しげく通ってくれる。地元の人が店長として長く勤めるには、正社員と違って転勤のないパートがいい」 「かつて職場でリーダーとして働きながら子育てを機に退職した女性に、店長候補としてうちに来てもらえるといい。60代の方も採用したい。うどん屋には、お母さんのイメージが合う。日本のなかで眠れるパワーをうまく使いたい」 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)