韓国軍合同参謀本部と韓国気象庁は9日、北朝鮮北部の咸鏡北道吉州(ハムギョンブクトキルジュ)郡付近で午前9時30分ごろ、マグニチュード(M)5の人工地震を感知したと発表した。吉州郡豊渓里(プンゲリ)には北朝鮮の核実験場がある。韓国政府は、北朝鮮が今年1月に続き、5回目の核実験を行った可能性があるとみて、詳しい分析を急いでいる。(ソウル=牧野愛博)
国産初のジェット旅客機MRJを開発する三菱航空機は1日、米国で9日に予定していた試験施設の開所式を取りやめると発表した。機体の不具合のため米国行きが遅れ、原因究明などに時間がかかっているため。開所式では開発の順調さをアピールし、受注活動にも弾みをつけたい考えだったが、断念した。 同社は、米ワシントン州のグラント郡国際空港で飛行試験を始め、開発を加速する方針。現地拠点の開設に合わせて式典を開き、招待する州知事や顧客の航空会社幹部らに、機体をお披露目する予定だった。 先月27日と28日にはMRJの試験機が愛知県営名古屋空港(同県豊山町)を離陸し米国へ出発したが、2回とも飛行中に空調システムに不具合が見つかり、引き返す事態になっていた。 三菱航空機は原因究明を急いでいるが、現時点では修理がいつごろ終わるかのめどは立っていない。米国行きの途中に立ち寄るロシアの領空通過許可の取り直しにも時間がかかる
産経新聞社は8日、大津支局の記者が、大津市を提訴した住民団体の記者会見の録音記録や、会見で配布された訴状などの訴訟資料を市職員に渡していたことを明らかにした。 地元の住民団体が5日、大津市に競走馬育成施設を建設する民間企業の計画の市の認可取り消しを求めて提訴した。産経新聞社によると、大津支局の記者は、住民団体の会見で録音したICレコーダーや、会見で配布された資料を渡した。別の記者が市の担当者から「取材でコメントを求められており、提訴の詳細を知りたい」と依頼されたという。一方、市の担当者は朝日新聞の取材に「記者にコメントを求められ、内容を尋ねたら、渡しましょうかと言われた」と話している。 産経新聞社広報部は「取材過程において、記者の取材データの取り扱いに軽率な行動があったことは遺憾です。厳正に対処するとともに、改めて記者教育を徹底します」とするコメントを出した。
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