トランプ米大統領の最側近だったスティーブン・バノン元首席戦略官(64)が17日、都内であったシンポジウムで講演した。バノン氏は北朝鮮問題などで中国を厳しく批判。「(中国は)我々を経済的に侵略しており、米国は中国の属国になってしまった」と述べた。 バノン氏は北朝鮮の核・ミサイル開発問題について「日米が協力して(北朝鮮に影響力を持つ)中国に圧力をかけ続けることが重要だ。もしも応じなければ、中国に制裁を加えるまでだ」と述べた。 バノン氏は、英国が欧州連合(EU)からの離脱を決め、米大統領選でトランプ氏が勝利した背景にも、中国の存在があると指摘。「中国に工場が移ったことで雇用が奪われ、米国や英国では『忘れられた人々』が生まれた。それらの人々が強い意志を示したから二つの現象が生まれた」と述べた。 12日に米アラバマ州であっ…
立憲民主党の枝野幸男代表は17日、さいたま市内での支援者集会で「どこかの党から呼びかけられて、党と党の協議で会派や新党を作ることは全く考えていない」と述べ、民進党が呼びかける立憲、希望両党との統一会派構想に否定的な考えを示した。 枝野氏は「従来の民進党の中に二つの違う考え方が混在していた。それぞれ独立し、協力できるところは協力する道が理解を得やすい」と強調。統一会派ではなく、民進系議員が個人で立憲に合流する動きは受け入れる考えを示した。 一方、民進党の大塚耕平代表は同日、津市で講演し、統一会派に言及。「あいつは嫌いだ、こいつは嫌いだ、という野党病を乗り越えなければいけない」と述べた。
政府が次々と発表する最新鋭の防衛装備の導入。その背景には、米国が描く新たな防空構想「統合防空ミサイル防衛(IAMD)」がある。切迫する北朝鮮の脅威への対処が名目だが、ミサイル開発を進化させる中国が念頭にある。「脅威」を背景に構想実現に走る日本だが、費用や効果、法的問題など課題は多い。(相原亮、編集委員・佐藤武嗣) 「イージス・アショアを最速で導入していきたい。補正予算案から(経費の計上を)お願いした」 小野寺五典防衛相は8日、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」に関し、予定していた来年度予算案から前倒しして今年度補正予算案に関連経費20億円超を盛り込み、米側との契約を急ぐ考えを記者団に示した。19日に導入を閣議決定する。 イージス・アショアはIAMD構想を実現する一要素だ。次期迎撃ミサイルSM6を導入すれば、低空で複雑な動きをするため飛行経路を捕捉しにくい巡航ミサイルにも対
東京地検特捜部が5日、詐欺容疑で逮捕したスーパーコンピューター開発会社社長斉藤元章容疑者(49)は、巨額の開発費を要するスパコンの分野で20人程度の精鋭を率い、次々と新技術を開発する業界の「異端児」だった。近くNHKでも特集番組が予定されるなど、注目を集めていた。 「我々日本人こそが次世代スパコンを開発し、新世界を創出しなくてはならない」。斉藤容疑者は2014年に出した自著にこう記し、スパコン開発にかける強い意欲を示していた。 自著などによると、斉藤容疑者は新潟大医学部などを経て、東大医学部付属病院に医師として勤務。97年には米国で医療システム開発法人を設立した。 帰国後、2010年に資本金…
英国出身で日本に長く住む人の指摘に、日ごろうやむやにしていたことを突きつけられた思いです。今回は朝日新聞に載った投稿をもとに、みなさんと考えます。日本では信号機のない横断歩道で歩行者が待っていても、車は止まってくれない。これはみなさんの実感に近いですか? そして、解決すべき大きな問題なのでしょうか? 11月9日掲載「私の視点」(要旨) 日本では、信号機のない横断歩道では歩行者がいても車は止まらない。私の母国イギリスやオーストラリアでは車は必ず止まる。それがルールだからだ。日本の道路交通法でも歩行者優先で車の停止が定められているが、ルールが守られていない。歩行者と車のあいだには日本人独特の「あうんの呼吸」があって、その中でいつ渡るかを決めているようだ。ただ、外国人は「日本人は親切で礼儀正しい」と信じているので、車が止まると思い込み、事故にあう人が出かねない。この問題に取り組んでほしい。 「あ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く