コブク郎 この夏審議(しんぎ)されるユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産に、「潜伏(せんぷく)キリシタン」の遺産が決まりそうだね。どんな人たちだったの? A ユネスコの諮問(しもん)機関が登録勧告(かんこく)した「長崎(ながさき)と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のことだね。主に江戸(えど)時代、九州西部の離島(りとう)などに住み、信仰(しんこう)の自由が認められる明治時代まで200年以上もの間、ひそかに信仰を守り続けてきたキリスト教徒のことだ。
バーレーンで開かれているユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会は30日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本両県)を世界文化遺産に登録することを決めた。国内の文化遺産は昨年の「沖ノ島」に続き18件目。自然遺産とあわせると22件となる。 登録されるのは、江戸幕府がキリスト教を禁じた17~19世紀に、伝統的な宗教や社会と共生しながらひそかに信仰を守り続けた「潜伏キリシタン」が育んだ独特の文化的伝統を示す遺産群。禁教が本格化するきっかけとなった島原・天草一揆の舞台だった原城跡や信仰を集めた離島も含む集落や集落跡、潜伏キリシタンが宣教師に信仰を告白した大浦天主堂など、12の構成資産すべてに「顕著な普遍的価値がある」と認めた。 同遺産をめぐっては、2015年に政府が「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として推薦書を提出したが、ユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモ
将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(15)が29日、東京都渋谷区の将棋会館であった第31期竜王戦(読売新聞社主催)の決勝トーナメントで、増田康宏六段(20)に敗れた。 増田六段が積極的に攻め、藤井七段も反撃。際どい攻防が続いたが、最後は増田六段が制した。藤井七段は「うまく攻め込まれてしまった。また力をつけて、ここに戻ってきたい」と話した。今年度の成績は9勝1敗となった(未放映のテレビ対局を除く)。 藤井七段は予選を5連勝して、羽生善治竜王(47)への挑戦権を争う決勝トーナメントに進出。初戦を突破して、本局に臨んだ。両者は昨年の決勝トーナメントでも対戦し、その時は藤井七段が勝ち公式戦29連勝の新記録を達成している。増田六段は「リベンジしたいと思っていた。勝てて良かった」と話した。
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