米陸軍ヘリ「ブラックホーク」が東京・新宿駅近くを通過する様子。ヘリの奥には「NTTドコモ代々木ビル」(同約270メートル)が見える=東京都庁第1本庁舎南展望室(同202メートル)で2020年10月26日午後1時50分ごろ、大場弘行撮影 在日米軍のヘリコプターが東京都心で日本のヘリならば違法となる低空飛行を繰り返している問題で、毎日新聞は15日、低空飛行の証拠となる第3弾の動画を新たに公開した。米陸軍ヘリ「ブラックホーク」が昨年10月26日に新宿駅上空を通過する飛行で、記者が新宿の都庁展望室(高さ202メートル)から目の前を飛ぶ様子を撮影した。市ケ谷にある防衛省の通信鉄塔(同220メートル)と同じ高さで飛ぶ姿もとらえている。 日本の航空法令は、人口密集地では建物の上端から300メートルの高さを「最低安全高度」と定め、それよりも高く飛ぶように規定している。