朝日新聞出版、毎日新聞の「架空予約」報道は「悪質な妨害愉快犯」なのか? 自衛隊に無茶なシステム開発・運営を押し付けたために生じた失態 米山隆一 衆議院議員・弁護士・医学博士 菅義偉総理が4月27日にワクチン接種加速の目玉として自衛隊・防衛省が運営する東京・大阪の「大規模接種センター(参照)」を打ち出してから1月足らずの5月17日、実際に予約が始まると、大手マスコミの朝日新聞出版のニュースサイト「Aera.dot」と毎日新聞、さらに技術誌である日経xTechが、それぞれ「『誰でも何度でも予約可能』ワクチン大規模接種東京センターの予約システムに重大欠陥(参照)」、「大規模接種ウェブ予約 架空の数字で登録可 券番号も、年齢も(参照)」、「大規模接種予約サイトが架空番号でも予約可能に、対象期間外に予約できる不具合も(参照)」と報じ、あまりの杜撰(ずさん)さに多くの人があっけにとられる事態となりまし