佐々木俊尚さんの新著「レイヤー化する世界」を読みました。 10代を読者として想定されているだけあって、文体は柔らかでとても読みやすい。ただ内容はかなり骨太です。10代、20代の若い方にとっても必読の本ですが、30代以上の人こそ読むべき本かと思います。 「レイヤー化する世界」は、この世界の新しい構造がまだ見えていない10代の若者を想定読者にして書き進めた。だからこれまでにないわかりやすさだと自負してます。 — 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) June 8, 2013 世界や社会の構造自体が国や会社といったタテのものから、色んなレイヤーが帯のように重なるヨコの繋がりにガラッと変わってしまう、ということを歴史的、技術的な背景から説明してくれています。そしてそのレイヤーを支えるのがテクノロジーであるということも。 本書の具体的な内容については既に色んな書評の中で出てきているので、ご
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