気持ちを奮い立たせたい時は、自分に対してそう声をかけよう。そのほうが、「私はできる!」よりも効果があるのだという。
ものごとのスタートには発射する方向というものがあります。 どこに向かって飛んで行くのか、進むのか。 最近はリーン・スタートアップなどの影響もあり、事前に決めすぎることの弊害も言われるようになっていますが、まあなんとなく飛んで行く方向くらいは決めておきたいものです。 カタリバの草創期にも、「自分たちは何をする団体なのか」「それが誰にどんな価値をもたらすのか」をひたすら議論していた気がします。 ファシリテーションやワークショップの技法を知る前で、何をしているのかも考えずにやっていたのでひたすら議論が続いていた記憶がありますが、今にして思えばミッション・ビジョンあたりを決めてたんですね。 つくる時期は組織によっていろいろだと思います。最初から理念先行で立ち上がった組織もあれば、目の前の課題に対処すべくとりあえず活動を始めてからつくる組織もあるでしょう。 で、この「ミッション・ビジョン・バリュー」
「希望をつくることができた」 「希望を持つことができた」 「希望の明かりが灯った」 あちらこちらで踊る“希望”の文字。 「15万人の雇用を創出」 「3兆円の経済効果」(東京都試算) 「95兆円の経済効果、国土強靱化計画も進めば総額150兆円」(大和証券) 「0.5ポイントアップのGDP成長で、4兆2000億円」 様々なところが算出する“数字”のオンパレード。 東京での開催が決まった五輪が行われる7年後の2020年、私たちはどうなっているのか? 私たちは何をしているのだろうか? はたまたニッポンはどうなっているのか? そんなあんなで今回は、「7年後の希望」について、考えてみようと思う。 朗報のはずなのになぜかザラつく気持ち とテーマを設定してはみたものの、どうもうまく書ける自信がいつも以上にない。なぜなら、私は今の空気に、少々戸惑っているからだ。 つまり、この原稿は「よし、希望がわいたぞ!
ついに、景気回復が本格化してきました。甘利経済再生担当相が閣議に提出した2013年度の経済財政白書では、消費者、企業マインドが改善し、景気が持ち直し「長引くデフレから反転する兆しが表れている」と指摘。久々に明るい内容となりました。 一方で、この白書にはちょっと気になるコメントが。それは日本経済の成長力を高めるため、 「企業の活力を引き出し、企業家が“アニマルスピリット(野心的な意欲)”を発揮するようにしていかなければならない」 と添えられているのです。日本企業の競争力は欧米の企業と比較して劣っており、競争力を強化する必要があると指摘しています。 確かに日本は「横並び志向」で製品の差別化が進まないうえ、非効率的な企業もめったに市場から退場しません。長い経済の低迷に慣れて、「果敢に」攻めるスタンスを忘れてしまったのかもしれません。そんな企業に対して「喝!」のメッセージが白書に込められているので
99U:「私たちは繰り返し行動するものである。それゆえに優秀さは行動ではなく、習慣である」 このアリストテレスの名言は、人は一夜にして成功するものではないことを思い出させてくれます。むしろ日々の鍛錬によって現状から飛躍できるのです。 日常生活において行動を習慣づけるというのはなかなか難しいものです。なぜならこれまで慣れ親しんだ古いやり方に戻ろうとしたり、引っ張られるようなことがたくさん起こるからです。 このように逆走せずに前進するためにも、モチベーションの維持や規律・習慣づくりに関する科学的な研究成果を参考にしながら、行動の習慣化に役立つ実践的な方法を一つずつ見ていきましょう。 1.小さなノルマと大きな目標を立てる モチベーションにまつわる興味深い研究によって、「抽象的思考が規律を育むのに効果的である」と明らかにされています。「大志を抱く」というのは基本的にとても良い教えであるといえます。
誰かがミスをすると私たちは腹が立ち、怒鳴ることもあります。怒る理由はミスをした人の行動を変えたいためです。しかし、いくら怒っても彼らの行動は変わらないどころか、反抗的になることさえあります。100万人以上のメンバーが所属する非営利政治活動グループ「Demand Progress」の設立者で代表のAaron Swartz氏は、「重要なのは人間を変えることではなく、仕組み(システム)を変えること」と述べています。今回はSwartz氏が米・ゼネラルモーターズ社(以下、GM)の事例をもとに「史上最悪の工場を変えたシンプルな教え」について語ります。 ■米・ゼネラルモーターズ社の実験 米・カリフォルニア州フリーモントにあるGMの工場は最悪の状態でした。当時の労働組合長は「戦いの毎日でした」と振り返ります。「働いている時間より抗議活動をしている時間の方が長かったのです。ストライキは日常茶飯事で、毎日が混
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