※前回記事:もう企業は信じない?米国の若者の「悟り」 前回記事では、米国の若者世代・ミレニアルズたちの間で、「フリーランス志向」「起業家志向」が強まっているという状況を紹介しました。今回の記事では、そうした状況に企業側がどう対処しているか、また若者たちの間で増えている「社会貢献志向」についても分析してみたいと思います。 社内起業家制度でミレニアルズを取りこめ 起業家魂を持った人をセルフスターターと呼びますが、そうした優秀な人材を求める企業が着目したのが「社内起業家」です。 若く優秀な人材を社内の重要なプロジェクトのリーダーに抜擢し、自由に采配を振るわせる、このやり方は特に同世代、ミレニアルズに対するマーケティングや商品開発に取り入れられ今脚光を浴びています。独立志向、起業志向でリーダーシップを持つミレニアルズに、企業の中で活躍してもらおうという試み。逆に言えば伝統的なトップダウンの企業体質
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