日医標準レセプトソフトの導入医療機関推移。レベル1が日医標準レセプトソフトのみでの運用,レベル2が旧システムとの並行運用,レベル3が検討中 日本医師会がオープンソース・ソフトウエアとして公開している診療報酬計算システム「日医標準レセプトソフト」を導入した医療機関の数が,2007年12月で5000施設を突破した。全国の病院と診療所の数は合わせておよそ10万であり,その約5%が導入したことになる。 日本医師会では2001年に「日医IT化宣言」を発表,オープンソース・ソフトウエアをベースに医療期間のネットワーク整備を行う「ORCAプロジェクト」を進めている。「日医標準レセプトソフト」はORCAプロジェクトのもとで2002年にオープンソース・ソフトウエアとして公開された。 日本医師会の集計によれば,2007年12月14日時点で「日医標準レセプトソフト」を導入した医療機関は5004施設。うち4183