プロ管隊員・佐藤多江子2尉 世界的なセキュリティー管理者資格を取得 空自から2人目 「非常に心強く、誇り」と上司 空自唯一の兵器システムに関するソフトウエア専任部隊・航空総隊プログラム管理隊(隊司令・鎌田成俊1空佐、入間)勤務の佐藤多江子2空尉(38)=第1プログラム隊=がこのほど、「セキュリティプロフェッショナル認定資格制度(CISSP)」の国内1000人目の取得者に認定された。CISSPは米国のNPOが認定するIT分野の情報保全関連の国際的な資格で、空自では同僚の斉藤貴史2空尉(33)に続いて2人目の有資格者となった。 「CISSP」取得までの苦労などを話す空自プロ管隊の佐藤(右)、斉藤両2空尉(9月17日、空自入間基地で) 同僚斉藤2尉に続く 佐藤2空尉がCISSP認定試験の合格を知ったのは7月9日。帰宅後、夫の剛さん(58)=空自OB=から「米国からメールが来ている」と言
『日経コンピュータ』の最新号、11月26日号の特集記事「組織で挑むセキュリティ脅威」で、複数の企業の情報セキュリティ担当者にお会いした。今回のテーマは、タイトルの通り「組織」であるが、実際には組織を構成する個人にも焦点を当てている。取材を通じて「情報セキュリティ担当者には、何が必要なのか」についてたずねてみた。 お会いした担当者の多くに聞いてみたところ、万が一の被害想定や事故後の対応まで考える必要があるという。つまり、セキュリティ関連の技術だけではなく、リスク管理能力が求められているのである。確かに、こうしたスキルはますます重要になっているようだが、それに加えて「心配性であること」あるいは、言葉は悪いが「疑い深いこと」がとても重要な資質ではないかと考えた。不正アクセスの手法がますます巧妙になっている現状、あるいは社内からの情報漏洩が後を絶たない実態を考えると、「仮に・・・だったら」と少しで
かつては一部の人しか関心を持たなかったセキュリティは、今や一般的な話題になった。それにともない、ITセキュリティを担う人材に求められる役割も変化している。 かつては一部の技術オタクやニッチ分野のメディアの関心の対象でしかなかったITセキュリティが、この1年間で一般的なメディアでも取り上げられるようになった。 データの漏えい、ノートPCの盗難、巧妙なマルウェア(中にはユーザーの操作をまったく必要としないものもある)などのニュースが大きく報じられる中、一般の人々の関心も、IT専門家が以前から知っていた事実を反映するようになってきた。それは、ネットワークのセキュリティを維持するというのは容易ではないということだ。 セキュリティをめぐる一連の報道はIT部門にも戦慄を与え、セキュリティを脅かす大規模な侵入/攻撃を封じ込める自信を失っているIT部門も多い。 今やデスクトップとノートPCのセキュリティを
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