RSA-1024でファイルを暗号化してデータを「人質」の取るランサムウェアの解読に向け、Kasperskyがセキュリティ専門家らに協力を呼びかけている。 ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labは、ランサムウェア「Gpcode」の亜種「Win32.Gpcode.ak」の解読をするため、セキュリティベンダーや各国の政府機関、セキュリティ専門家らに協力を呼びかけている。 Win32.Gpcode.akは、感染したユーザーのファイルをRSA-1024の強力なアルゴリズムで暗号化してしまう。復号するためには開発者が作成した鍵が必要で、ユーザーに対して「解読ツールを購入しろ」と金銭を要求するメッセージを表示するのが特徴となっている。 感染するとDOC、TXT、PDF、XLS、JPG、PNG、CPPなどのファイルが暗号化され、「!_READ_ME_!.txt」というテキストが置かれ、解読ツー
![「ランサムウェアの解読に協力を」、Kasperskyが呼びかけ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/582abd7894120ec55ab92231b08e2000e5d99a38/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F0806%2F13%2Fl_stpzip1.jpg)