ある技術書をネットでポチった。出版社自体はそこそこ有名ドコロ。 届いた本は、今流のオンデマンド印刷をベースにした装丁が簡素なもの。このこと自体はポチる前から分かっていて、むしろ、その出版社が推し進めている新たなラインナップみたいなもんの1つになってることが買う前に確認できていた。で、「まぁ少し品質下がるくらいだろ」みたいな気持ちで、正直あまり気にしなかった。甘かった。 実際のところ、同じラインナップで以前買った本は、本の体裁こそ雑だけど、本として全然問題なく読めたし、情報源としては貴重だった。プログラムの本というよりは技術トレンドの本だったというのもあるんだろうけど、良著と言ってよかった。 ところが今回は事情が違った。ポチった技術書を開いて絶句。内容以前に「これはダメだな」と一瞬で脳が判定してしまい、肝心の中身を確認する以前に、そもそも本を開き続ける気力からして消え去ってしまった。 先日「