Googleは、Google Cloud Platformにおいてコンテナネイティブなロードバランスを可能にしたと発表しました。 これまで行われていた仮想マシン単位でのロードバランスと比較して、コンテナ単位でより効率の良い分散処理が可能になります。 コンテナネイティブなロードバンランスは、Google Cloud Platformで稼働しているKubernetesのIngressコントローラに新しくNetwork Endpoint Groups(NEG)と呼ばれるレイヤが組み込まれたことで実現されました。 NEGはHTTPやTCP、SSLのプロキシとしてバックエンドのIPアドレスとポートを指定できるため、仮想マシン内のコンテナ単位でトラフィックを分散できると説明されています。 コンテナネイティブなロードバランスによってロードバランサーがコンテナのヘルスチェック情報を把握できるようになりまし
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