ブラックホール「射手座A*」の近傍を通過する恒星S2の想像図(2018年7月26日提供)。(c)AFP PHOTO / EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY / M. Kornmesser 【7月27日 AFP】国際天文学者チームは26日、超大質量ブラックホールがその近くを高速で通過する恒星に及ぼす重力の影響を観測することにより、理論物理学者アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)が提唱した一般相対性理論の予言の一つが正しいことを初めて確認したとする研究結果を発表した。 アインシュタインは、音波の波長が伸び縮みすることで通過する列車の音の高さが変化するように聞こえるのと同様に、大きな重力によって光の波長が伸びる可能性があると予測していた。 独マックス・プランク地球外物理学研究所(Max Planck Institute for Extraterr