「キミはUFOが存在しないと言うのか? では、UFOが存在しないことを証明してくれよ。そうじゃなきゃ、UFOが存在しないなどと言わないでくれ」 「『こんにゃくダイエット』は75%の人が効果的だって言っているよ」 「わたしと仕事、どっちが大事なの?」 (「プロローグ 議論が強くなる秘訣とは?」より) これらの会話には「論理の落とし穴」があると指摘するのは、『「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いなのか?』(谷原 誠著、あさ出版)の著者。法律事務所の代表であり、ニュース番組の解説などでも活躍する弁護士です。 「論理の落とし穴」は、世の中にはたくさんあるもの。しかし、「なぜ間違いなのか」をきちんと理解しなければ、論理の罠にはめようとする人たちに丸め込まれてしまうばかりか、自分自身が上記のような言葉を連発し、周囲に「話の筋が通っていない人」という烙印を押されかねないといいます。だからこそ、「