「日本の巨大砂丘」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのはおそらく「鳥取砂丘」。しかし、国内には別の“最大級”の砂丘があり、そちらの方が大きいと言われることもあります。知られざる理由は、その砂丘が立ち入り禁止だから。一体どういうことか、調べてみました。(withnews編集部・朽木誠一郎) その砂丘とは、青森県下北半島の東通村にある猿ヶ森(さるがもり)砂丘。アイヌ語の「サル・カ・モライ」に由来するとされます。太平洋に面して南北約17km、東西約2kmに広がる巨大な砂丘です。 このエリアの資源を活用した保全・研究、教育・防災、地域振興などに取り組む下北ジオパークによれば、猿ヶ森砂丘の中には、砂の移動によって水の流れが堰き止められてできた大小さまざまな湖沼や、かつてのヒバ林が砂に埋もれた様子を観察できるヒバの埋没林など、豊かな自然があるとのことです。 鳥取砂丘よりも大きいと言われることもある猿ヶ森
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