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ブックマーク / www.cyzo.com (5)

  • 虐待される子どもたちを救え!  施設育ちの元ボクサーの闘い(前編)

    2007年、一人のボクサーが15年の現役生活に別れを告げた。世界タイトルマッチに4回挑戦し、いずれも敗れたものの、幾多の名勝負を演じてきた坂博之である。現在、坂は角海老宝石ジムのトレーナーとして活動するその一方で、児童虐待などが目立っている子どもたちを取り巻く状況に対し危機感を抱いているという。彼自身の幼少時代の体験やプロボクサーとして培ってきた「熱」を伝えるために、全国の児童擁護施設を訪問している坂の姿を追った。 「誰だって愛されたいんだよ」 38歳の元ボクサーが、やるせなさの滲んだ声で言う。 「だけど親に虐待された子が、捨てられた子が、自分は愛されているなんてどうしたら思える? 恐怖を味わわされた子が大人を信じることができると思う? ……無理だよ。だからこそ、俺はどうしても伝えてやりたいんだ。君たちを傷つける大人ばかりじゃないってことを」 坂博之。戦績は、47戦39勝7敗1分2

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  • 市民のネット表現に危機!? 平和神軍観察界裁判の行方

    「らあめん花月」「麺屋ZERO」(写真)な どを運営するグロービート社の保養施設 「花月荘」を「士官学校」として使用し、コ スプレパフォーマンスを行う日平和神 軍(写真下・同社公式サイトより)。 1月30日、東京高裁は会社員・橋爪研吾氏に対して、罰金30万円の支払いを命じる有罪判決を言い渡した。橋爪氏は自身のサイト上で、ラーメンチェーン「花月」などを運営するグロービートジャパン社(以下、グ社)を批判していたが、これが名誉毀損罪に当たるとされた。判決直後、大手新聞は「ネットで中傷、逆転有罪」(産経新聞)などと書き立てたが、この裁判、よくある「ネット上の中傷事件」とは事情が異なる。 実は、グ社の会長を名乗る黒須英治氏は、右翼カルト集団「日平和神軍」の総督。軍服で公道を行進したり、パソコン通信やインターネットにおいて朝鮮人差別発言などを繰り返してきたことで有名な集団だ。橋爪氏がウェブサイト「

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  • 宮崎勤、宅間守らが残した”難題” 「死刑制度の穴」を見る

    前編はこちら ●マスコミに課せられた多角的・継続的な報道 精神医学的なアプローチについても、真相解明のために効果的に用いられているとはいえない。今の裁判でも精神鑑定は行われている。しかし、責任能力があるかないかを決めるだけの道具に貶められている、というのが現状だ。 「精神鑑定で、たとえば統合失調症と認められると、死刑にできなくなってしまう。だから裁判所は、そういう結論の精神鑑定は採用しないんです。また、検察側が提示する犯行の動機というのは『性的関心で』とか『わいせつ目的で』とか、非常にわかりやすいんですよ。理解し難いロジック、必要のない精神医学的な関心は、全部切り捨ててしまうんです。おじいちゃんっ子だった宮崎にとって、祖父の死というのは明らかに大きな意味を持っているんですが、判決のロジックだと、ほとんど意味を持たなくなってしまう。やはり責任能力の有無を判断するためだけの精神鑑定ではなく、真

    宮崎勤、宅間守らが残した”難題” 「死刑制度の穴」を見る
  • 宮崎勤、宅間守らが残した”難題” 「死刑制度の穴」を見る

    今年6月、死刑が執行された宮崎勤。 篠田氏は、10年以上も彼と交流を持 ち続けてきたが、「最後まで反省と贖 罪の言葉は聞かれなかった」(篠田 氏)という。 故・三浦和義、田代まさし、三田佳子の次男など、ワイドショーで騒がれた”ヒール”から、宮崎勤、林眞須美、小林薫といった”凶悪犯”など、マスコミが無視する彼らの「生の声」を雑誌「創」に掲載してきた同誌編集長・篠田博之氏。数多くの犯罪者と接してきた同氏が、自著を通して世に投げかけた問いが「罪を償うとは何なのか? 現行の死刑に、どのような効果があるのか?」といった難解なもの。裁判員として「人を裁く」立場になる可能性がある中で、そうした課題に思考をめぐらす義務が国民に求められている。 1988年から89年にかけて、東京・埼玉に住む幼女4人を次々に誘拐、殺害し、遺体をべるなどの凶行に及んだ宮崎勤。04年、奈良県に住む女児を誘拐、殺害した後、遺体の

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  • 訴訟逃れ!?今年のF1日本GPは「バスの到着」を保証せず! : 日刊サイゾー

    昨年9月に行われたF1日グランプリで“甘い計画”と“ずさんな運営”によりバス運行の大混乱を招き、劣悪な環境下で多くの観客に精神的・肉体的苦痛を与えたとして集団訴訟を起こされている富士スピードウェイ(以下、FSW)。先日の第1回公判では争う姿勢を見せたが、今年のグランプリに関しては場内道路や駐車場の舗装、歩道の拡幅工事を行うなど「運営に万全を期す」としており、ファンからも期待が寄せられていた。 ところが、8月初旬より送付が開始された今年のF1チケットの案内に以下のような一文が記されていたことから、購入者が不安を訴えている。 「いずれの無料バスについても、レース開始、あるいは最終列車出発までの到着を保証するものではありません。」(実際のチケット拡大画像はこちらから) 今年のF1グランプリは昨年同様「チケット&ライド」システムが採用されており、一部のVIPを除くすべての観客が専用運行バス、また

    訴訟逃れ!?今年のF1日本GPは「バスの到着」を保証せず! : 日刊サイゾー
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