ラテン文字との見分けが付きにくい文字を組み合わせれば、ユーザーが気づかずにメールの文字などをクリックしてしまう恐れもある。 米Googleは、Gmailで非ラテン文字に対応したことに伴い、ラテン文字との見分けが付きにくい文字を組み合わせた文字列の悪用を防ぐ措置を講じたと発表した。 Gmailでは非ラテン文字を含んだアドレスが認識できるようになり、「武@メール.グーグル」といったメールアドレスが利用可能になった。Googleはこれを「メールの国際化に向けた第1歩」と位置付ける一方で、迷惑メールや詐欺メールに悪用される事態を防ぐ対策も必要だと指摘する。 例えばミャンマー語の「Wa」を現す文字(U+101D)や、インドで使われるグジャラート語の「ゼロ」(U+AE6)、ギリシャ語のオミクロン(U+03BF)などの文字は、アルファベットの「o」とほとんど見分けが付かないという。詐欺メールなどにこうし
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