いまさら使う人はいないと思っていますが かつて、jperlと呼ばれるものがありました。これは当時まだシングルバイト文字にしか対応していなかったPerl本体にパッチをあてて日本語(など)の2バイト文字をより直感的に扱えるようにしたもので、いまとなっては史料的価値しかありませんが、1990年代にはそれなりに重宝されていましたから、筆者を含めて、お世話になったことのある方も少なからずいることでしょう。 jperlはその後、ライブラリレベルで日本語対応できるようにしたjcode.pl(1992年)や、その流れをくむJcode.pm(1999年)を経て、2000年にリリースされたPerl 5.6からは本家のほうでUnicode対応が始まったことで、その歴史的役割を終え、開発も事実上終了したのですが、困ったことに、それから10年がたったいまなお、jperlを求めたり、勧めたりする動きはやまないようです
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