プロ野球・巨人は、球場への出入りを禁じられている元暴力団組長の関係者から選手や球団職員に危害を加えることを示唆した電話を受けたとして、警視庁に相談したことを明らかにしました。 この元組長は以前、「芸能事務所の関係者」を名乗って複数の球場に出入りし巨人などの選手と接触していましたが、ことし6月暴力団関係者を排除することなどを定めた試合観戦契約に該当するとして、NPBから球場への入場を一切拒否する通知を受けていました。 巨人は、元組長の関係者の電話の内容が選手や球団職員に危害を加えることを示唆した「脅迫にあたる可能性がある」としてNPBに報告するとともに警視庁に相談したということです。 野球協約では、暴力団関係者との交際を禁じていますが、元組長と接触のあった選手には相手が暴力団関係者という認識がなかったことから、NPBでは、協約には抵触しないとしています。 巨人では今後、警視庁やNPBの指示に