トリニータは大分市民から愛される存在。市はどう支援していくのか(10月28日に開かれた、おおいたホームタウン記念イベント=大分文化会館) 「市民の宝」どう守る 支援に頭抱える大分市 税投入、否定的な声も 活力の“象徴” 「大分トリニータは市民の宝。J1に戻れるよう、どのように支援するのか」―。トリニータの本拠地がある大分市の12月定例市議会一般質問で、J2に降格が決まり経営危機にある大分フットボールクラブ(FC)=トリニータの運営会社=への支援策について質問が相次いだ。まちづくりを進める上でトリニータの存在感が年々増してきていただけに、市は支援の在り方に頭を悩ます。 大分FCに対する市の本格的支援は、2005年に合併した旧野津原町所有の大分FC株を引き継いでから。本年度は合計1万2千人の市民無料招待試合や九州石油ドームのマルチビジョン広告など4200万円を支出した。 市教委は選手を