今期限りで政界を引退する意向を明らかにした尾辻秀久参院議長(83)=自民会派離脱中、鹿児島選挙区=はがん対策や自殺防止など多くの議員立法に携わり、弱者に寄り添う「虫の目」を信条に活動を重ねてきた。今の心境や印象深い仕事を聞いた。 -来夏の参院選に立候補しない理由は。 「83歳という年齢と体力を考慮した。その都度、全力を尽くしてきた。後悔はない。後継候補についても、しかるべき人が選ばれると信じている」 -2022年から参院議長を務めている。 「これまでの人生で感じたことのない重圧。自分の代わりはいないし、皇室行事に関わる『皇務』も多い。精神的にも体力的にも余裕はないが、途中で投げ出すようなことはしない。来年7月まで任期を全うする」 -現在6期目。印象に残っている仕事は。 「数え切れないほど議員立法を作らせてもらい、超党派議連の会長も多く務めた。どれも心に残る。特に印象深いのはドミニカ移民問題
![「思えばいつも怒っていた。離党届を何通書いたか」…「郷土愛の塊」を自任する83歳は、弱者に寄り添う「虫の目」が信条 勇退を決めた尾辻秀久参院議長が語る国政への思い | 鹿児島のニュース | 南日本新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/64eb98fc3516aede6b24647b5ac1b510cb6ac162/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2F373news.com%2F_photo%2F2024%2F07%2F20240709D225500-OptimizedCNTS2024070902787-20240709225341-1_N.jpg)