TIBFのイタリア文化会館ブースに、イタリアで作った13世紀・14世紀の写本の複写版が展示されていた。すごい箱なうえに、あけるにも係員に頼む必要があったので、頼んであけてもらう。こっちは13世紀の写本の複写版。小さいけど、真ん中に石がはめ込んであってかわいい。 こっちは14世紀。革の表紙。ルネサンス華やかなりし時代なので、挿絵の服装は当時のものがたくさん描かれている。 当然のことながら羊皮紙ではなく、羊皮紙に近い感じの紙を開発して使用したとのこと。限定999部らしく、イタリアからブックフェア用に借りてきたそう。ちなみに、当時写本を作るには、お城ひとつぶんつくるのとおなじだけお金がかかったらしい、と係員のおねえさんが教えてくれた。城かあー。