一つ前の投稿ではAMED審議会での末松理事長の発言を中心に紹介しましたが、議事録を通しで読んでみると、この日の審議会がいかに普通でなかったかが分ります。 山中さんのiPS備蓄事業打ち切り報道があった後、初めて開かれた会であり、その異常性が耳目を集めていたにもかかわらず、まるで何事もなかったかのように会が進行することに、私は心底驚き、我慢がならなくなりました。その事務局の態度自体が、健康・医療戦略室の体質をそのまま表しているのです。 最初の議題の事務局の説明を聞きながら頭の中で考えていたのは、こういう種類の審議会になぜ「ジャーナリスト」の肩書を持つ人間をわざわざ入れているのかということ。その”期待”に答えずして、どうしてここに座っていられようものかと思いました。