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ブックマーク / king-biscuit.hatenablog.com (3)

  • 定年退職、の弁 - king-biscuit WORKS

    *1 この3月末日をもって、札幌国際大学を定年退職することになりました。ここ数年、裁判沙汰であれこれお騒がせもしましたが、まあ、これでひとまずの区切りということになります。*2 まず、真っ先に考えてやらねばならなかったのが、この間、大学に「拉致」されていたや資料のその後の身の振り方でした。 大学教員が定年になる、たいていその少し前から、ふだんはたまに遊びにくる程度だった古屋のオヤジがマメに出入りするようになり、研究室の蔵書の処分に目星つけてくれるようになって……といった話は先輩がたから聞かされてましたし、実際、そういう光景もいくらか眼にもしてきましたが、でも、そんなのはもうすでに昔話。若い世代なら電子化された文献や資料ベースの日常になっているようですし、年寄りは年寄りで、実務家系の特任教員で年金の足しになれば、程度の了見で大学にやってきたような人たちなら、日々の講義くらいはそもそも新た

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    wackunnpapa
    wackunnpapa 2024/04/01
    ひとまずお疲れさまでした。
  • 鳥山明逝去、に寄す - king-biscuit WORKS

    ● 今こそ、ドラゴンボールを集めに行かねばならん――わが国のみならず、世界中がそう思ったようです。 鳥山明急逝の報がweb環境を介して瞬時にかけめぐりました。享年68。急性硬膜下血腫とのことでしたが、その衝撃は国内もさることながら、むしろそれ以上に世界規模での反応の大きさが伝わってくることによって、戦後の過程で高度経済成長の「豊かさ」を原資として結実させていった、でも、実はそれらについて気でそう深く考えてもこなかったある種の「文化」が、知らぬ間に持ってしまっていた現実的な力量について、われわれ日人に思い知らせることにもなりました。 鳥山明というと、自分などは、どうしても「まんが家」としてまず認識してしまっています。「ドラゴンボール」以降の、ジャンルも国境もかろやかに超えたすさまじい確率変動ぶりと共に育った若い世代にとってはそんなこじんまりした印象ではないらしいのですが、さりとてこちとら

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  • 耳の〈リアル〉と「事実」の関係 - king-biscuit WORKS

    ● 大正12年の秋、というと、あの関東大震災が起きた年の、まさにちょうどその頃、ということになります。ただし、これは被災地東京ではなく大阪でのこと。当時、朝日新聞社企画部にいた高尾楓蔭が、ひとりのアメリカ人を会社に連れてきました。この高尾楓蔭という御仁、教会を介して高野岩三郎とも交流があり、社会的には箕面を根城として活躍する童話家として「お伽芝居」の興行に尽力、宝塚歌劇の黎明期にも参加したという、その頃の大阪文化人のひとりでなかなか面白い人なのですが、それはまた別の話。ともあれ、その彼の連れて来たアメリカ人、「ラジオの放送機と受信機」をそれぞれ1台ずつワンセット、持ち込んできたそうです。 「ラジオ」といいますが、当時はまだ、第一次大戦で一気に実用化の進んだ一対一の無線電話(無電)から、不特定多数の受信を想定する格的な放送局形式のラジオ放送がアメリカでようやく可能になって間もない頃。「こ

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