<<目次へ サンプルサイズとp値 よくある質問として、例えば2群の平均値の差の検定を行う際に サンプルサイズが異なるとどうなるのか サンプルサイズの比が異なるとどうなるのか ということです。 これを数学的に説明するのは難しいことですし、それを理解するのも大変です。そこでRを使って簡単なシュミレーションをしてみれば、サンプルサイズによってp値がどのように変化するのかがよく分かります。 まずは以下のような関数を定義します。これは等分散を仮定しない場合の2群の平均値の差の検定をk回行い、そのp値を返すという関数です。つまり、この関数を実行するとk個のp値が得られるというわけです。ちなみに、xの母集団は平均50、標準偏差15の正規分布で、yの母集団は平均55、標準偏差15の正規分布と仮定しています。 #引数xn,yn,kはそれぞれxnのサンプルサイズ,ynのサンプルサイズ,検定の回数です my.p