今年から上場企業を対象に、1億円以上の報酬をもらった役員の名前とその報酬額を、有価証券報告書で個別開示する制度が始まりました。今まではどんぶりで、役員全員でウン億円もらっています、で済んでいたのですが、今度からは役員個々人の明細を出さないといけなくなった訳です。 元々欧米各国ではかなり導入が進んでおり、国内でも導入は時間の問題と言われていました。国内ではプライバシーの侵害に当たるなど財界の反発がかなり強かったのですが、時代の流れでしょうか、いよいよそのときが来た、という事だと思います。 で、資生堂は今回、株主総会が来る前に、自ら役員報酬の明細を開示しました。それがこれです。 第110回定時株主総会のご案内 (事業報告pdfより) 連結決算で年商6,000億円以上もある大企業の社長の年収がたったの1億2千万円・・・・。人によって受け止め方はいろいろあると思うのですが、私は正直ずいぶん安い・・