福井市東郷二ケ町にある、浄土真宗本願寺派の照恩寺。住職の朝倉 行宣さんには、気がかりなことがありました。 お寺の参拝者はお年寄りが中心。しかし、熱心にお参りしていた方が亡くなったり、体調の都合で参りに来れなくなったりしているのです。 なにより心配なのは、お年寄り以外の世代が『仏教』や『お寺』から離れてしまったこと。照恩寺に限らず、全国のお寺では参拝者が年々減少しています。 そんな現状に一石を投じるため、朝倉さんは『新しい法要の形』を編み出しました。 テクノ×法要!住職がお寺の固定概念を壊す挑戦! 若い頃、DJやLIVE照明の仕事をしていた朝倉さん。『イエロー・マジック・オーケストラ』や『Perfume』のパフォーマンスに感銘を受け、思いついたのが『テクノ法要』でした。 なんと、法要をテクノ音楽やプロジェクションマッピングと融合させたのです。 プロジェクタ投影・舞台照明でお寺の中を装飾し、お