2007年の暮れ、アドビシステムズ代表取締役社長 Garrett J.llg氏にお話を伺った際、「デザイナーはデザイン、開発者はプログラムだけという時代は終わった」という指摘を受けた。 リッチ・インターネット・アプリケーション(RIA)隆盛の影響もあって、UIを作るデザイナーとロジックを作るデベロッパーとの仕事の境目が曖昧になりつつある。システムを作る側としても、デザイナーとデベロッパーの緊密な協業が重要になるという指摘だ。 では、そうした協業において、具体的にどういったことを考える必要があるのだろうか。 本稿では、同じくアドビにツールとメソドロジ(方法論)の二つの視点から聞いてみた。builderの質問に答えてくれたのは米Adobe SystemsのGroup Marketing Manager Developer Marketing、Dave Gruber氏と同EMEA Senior