「自然と都市機能とが調和する街。四季折々の風景が非常に豊かな湖。まさにムーミンにぴったりの地だと考えた」(玉井信光・フィンテックグローバル社長)。2013年11月に「ムーミン物語」が設立されてから早や1年半、ついにムーミン童話を主題にしたテーマパーク「Metsa(メッツァ)」の全容が明らかになった。 「メッツァ」は、フィンランド語で「森」を表す言葉だ。開設予定地は東京都心から電車で1時間前後の埼玉県・飯能市。宮沢湖畔の自然豊かな土地(約18万平方メートル、東京ドーム約4個分)に、「パブリックゾーン」「ムーミンゾーン」の2つからなるテーマパークを建設する。2017年に開業する計画だ。 入場無料のショッピングエリアも ムーミンを題材にこれほど大規模なテーマパークが作られるのは、作者のトーベ・ヤンソン氏の故郷・フィンランド以外では、日本が初めてだ。 「パブリックゾーン」は北欧の森の中をイメージし
自民党の勉強会「文化芸術懇話会」で、作家の百田尚樹氏が軍隊を持たないナウル、バヌアツ、ツバルなどを名指しして「くそ貧乏長屋。とるものも何もない」などと述べていたことが、複数の出席者への取材で分かった。 出席者によると、百田氏は過去にも同様の発言をしたとの経緯の中で述べた。「軍隊は防犯用の鍵だ。軍隊を持っていない国はたった26カ国」と語り、防衛力の必要性を強調。その上で「南太平洋の小さな島。ナウルとかバヌアツとか。ツバルなんか、もう沈みそう。家で例えればくそ貧乏長屋。とるものも何もない」「アイスランドは年中、氷。資源もない。そんな国、誰がとるか」などと発言した。参加議員からは笑いが起きた。 勉強会には加藤勝信官房副長官が出席。加藤氏は衆院特別委員会で「(百田氏の)講演が終わったところで退出した」と述べており、30日の朝日新聞の取材にも講演部分は最後まで出席していたと認めた。
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