アートディレクター田渕将吾は、転職の“挨拶”をしなかった。 2020年、彼はアートディレクターとして在籍していたAID-DCC Incから、「ビズリーチ」「HRMOS」などを運営するVisionalに移籍。しかし、そのことはSNSでも、自身が運営するWebデザインギャラリー『S5-Style』、ポートフォリオサイト『S5-Studios』でも一切語られてこなかった。 これまで、世界最大級のデザインアワード『A' Design Award & Competition』でのGoldを始め、『Awwwards』『The FWA』『グッドデザイン賞』といった国内外のデザイン賞を受賞してきた田渕。近年は審査員側も務めるなど、第一線で活躍してきた。「制作会社から事業会社へ転身した」というニュースは、大きなインパクトを与えたはず。いったい、なぜ転職を公にしなかったのだろう? 「単純に『転職しました』とい
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