2015年1月17日のブックマーク (3件)

  • 北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし - 第三十六話 アイナとエメリヒ

    日は村の女性達が亜麻の糸紡ぎをする日。ジークも準備を手伝う為に早い時間から出掛けている。 そんな中で自分は村の子供たちを集めて外の畑で除草作業をするようになっていた。一日中女性陣の手が離せなくなるので、面倒を見るのを買って出たという訳だ。 精霊石の前に集合するように言っていたので、そこまで向かう。 「あ、領主様~おはようございます~」 「おはよう、ござい、ます!」 「おはよう」 子供たちは全員で七名。五歳から八歳位までの、糸紡ぎのお手伝いが出来ない年齢の子ばかりだ。 だが、一人だけ浮いている子が居た。この大きな子は、一体……。 「……えっと、どうしたの、アイナ?」 「糸紡ぎはお母さんが行ったから」 「そ、そう」 小さな子供達の中の違和感は、十六になるアイナの姿だった。 母親から畑仕事に行くように言われていたので来たという。 アイナのお母さん、少しだけ元気になったのだろうか。旦那さんを亡く

    北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし - 第三十六話 アイナとエメリヒ
    wagyu298
    wagyu298 2015/01/17
    熊キャラの出てくるやつは鉄板かも…こっちはオッさんだがw 「北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし」第三十六話 アイナとエメリヒ
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  • 超・初心者(スーパービギナー)の手引き - K155 話を聞かない特権

    俺とリリザの間には、一の線が引かれている。 それだけが、リリザと俺とを引き裂く、たった一つの指標だった。真っ白な空間の中、しかしそれは確かな障害物のようで、それを越える為の数歩は、途方も無く遠い数歩のように感じられた。 直ぐそこに見える位置に居るのに、何故かそこへと向かう為には苦労を要する事だけが分かる。 距離など、この空間の中で意味を持たない。そう、言われているかのようだった。 「暫く、主はここに居てくれ」 どこか儚げで、悲しそうな顔だった。なのに、まるで何かの決意をしているかのような、ある意味では晴れやかな笑顔だった。 その様子にどういう訳か、俺は。苛立ちを、感じていた。 「……どうしてだ?」 リリザまでの数歩を、踏み出したい。踏み出したいのに、踏み出せない。 そこに計り知れない程の高い壁がある事に、俺は気付いてしまったから。 「やっぱり、主は――ラッツは、ここに居るべきだと思うんだ

    超・初心者(スーパービギナー)の手引き - K155 話を聞かない特権
    wagyu298
    wagyu298 2015/01/17
    ラッツ△「超・初心者(スーパービギナー)の手引き」K155 話を聞かない特権