下駄で痛い思いをさせたくない。この道49年、鼻緒すげ職人・根岸俊吉さんが「東京花緒すげ名人会」に込めた思いとは 2014.06.05 編集クラスの卒業作品! 編集クラスの卒業作品! 寄稿者 寄稿者 この記事は、「グリーンズ編集学校」の卒業生が作成した卒業作品です。編集学校は、グリーンズ的な記事の書き方を身につけたい、編集者・ライターとして次のステージに進みたいという方向けに、不定期で開催しています。 みなさんは花火大会で浴衣を着たものの、下駄で足が痛くなってしまった…という経験はありませんか?それ以来、浴衣を着るのも億劫に感じている人も少なくないかもしれません。「そんな下駄で痛い思いをする人を、一人でも減らしたい」と活動をつづけているのが、東京都青梅市で履物屋を営む根岸俊吉さんです。 根岸さんは「鼻緒すげ」という技をみがきつづけて49年、3代目の職人さん。鼻緒すげとは下駄や草履の土台に穴を