2016年12月8日 田中 宇 北アフリカのアラブ(アラビア語圏)のイスラム教の国であるリビアは、オバマ政権が国家崩壊させ、破壊してしまった国の一つだ。リビアは、内陸が砂漠で、人口の多くは、西部の首都トリポリ、東部のベンガジなど、地中海岸に沿った都市に住んでいる。西部(トリポリタニア)と東部(キレナイカ)は、かつて別々の国であり、歴史的なライバルだ。1969年のクーデターから2011年の殺害まで権力者だったカダフィが、独裁の強権によって国家統合を維持していた。だが、米国が支援した「アラブの春」の反政府運動で11年にカダフィが失脚・死去すると、とたんに国家統合が崩れ、東部と西部、イスラム主義者と世俗派などの対立軸でリビアは内戦に陥り、いくつもの勢力に分割されたまま、5年たっても国家再統合できていない。 (リビア内戦のゆくえ) このようにリビアは、シリアなどと並び、オバマ政権の国際戦略の失敗の
10月の経済指標は、消費が大きく伸びていることを示唆する内容だった。景気は一つの節目を迎えたと言って良いだろう。7-9月期に続き、今期は、消費を中心に代え、2%成長を達成できるかが焦点となる。そうなって初めて、経済は起動したことになり、自立成長が始まる。この間、何か新しい政策がなされたわけではない。そう、不作為という大功績によって、成長が実現しつつあるのだ。 ……… 10月の商業動態の小売業は、前月比+2.6と大きく伸びた。財の物価指数で除しても+1.2で、実質でも十分に大きい。また、鉱工業指数の消費財出荷は、前月比+3.7となり、これに伴い、生産が+1.0になった上、在庫が-7.2の大幅減となった。鉱工業は全体としても好調で、出荷が+2.1、生産が+0.1、在庫が-2.3となり、11,12月の生産予測指数も+4.5、-0.6と高い。単純に予測どおりなら、鉱工業の10-12月期の前期比は+
第70回金沢市工芸展の作品名は、楓拭漆器(かえでふきうるしき)です。 第71回金沢市工芸展の作品名は、栓拭漆四方盆(せんふきうるししほうぼん)です。 第72回金沢市工芸展の作品名は、タモ拭漆箱(たもふきうるしはこ、タモは木偏に弗)です。 第73回金沢市工芸展はまだ開催されていないのですが、作品名は栃拭漆箱(とちふきうるしはこ)です。 この作品は、現時点では拭き漆のし直しで、一度塗った下地漆を紙ヤスリで落とした状態です。 このため、漆による表面の光沢はほとんどありません。 四つの作品はそれぞれ使用している木の種類が異なります。 楓と栃は杢目(もくめ:木の模様)が似ており、見る角度によって縞模様がホログラフィーのように浮き出てきます。 実際に見比べて、栃か楓かを判断してみると面白いかもしれません。 最後に 現在、木工専門塾は木工の技術継承と後継者育成を目的としていますが、実際に木工職人として仕
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く