無理に明るくなろうとするプレッシャーは、余計に気持ちを暗くする。反対に暗い気持ちをきちんと受け入れることができれば、長い目で見れば気分は明るく晴れるという。 米カリフォルニア大学バークレー校の心理学者アイリス・モース(Iris Mauss)博士が発見したのは、ネガティブな感情体験を受け入れる習慣がある人は、ネガティブな感情自体を味わうことが少なく、それが心の健やかさにつながっているということだ。 ネガティブな感情を受け入れた方がストレスは軽減される 『Journal of Personality and Social Psychology』に掲載された研究では、成人1,300名を対象に感情の受容と心理学的健康との関連を探った。 研究ではいくつかのグループを対象とした3つの調査が研究室とオンラインで実施された。 最初の調査では1,000名以上の参加者に、「自分が感じたことについて、そのような