ウイルスの毒性が強くなっている 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が止まらない。 中国国内で広がっている間は、インフルエンザよりも感染率が低いとか、感染してもほとんどが軽症ですむなどと、どちらかといえば楽観的に受け止められていたのに、ヨーロッパに飛び火したウイルスは爆発的に広がり、さらに日本でも3月24日ごろから状況が変わってきた。 明らかに感染者の増加曲線が変化していて、このままでは感染者数が万単位になるだろうといわれている。 それにしても、なぜ24日ごろから感染者数が増え始めたのか。 2009年にメキシコで豚インフルエンザが大流行してパンデミックになったことがあったが、当時、私はこの感染地帯のど真ん中にいた。もちろん取材だが、そのときの状況は措くとして、今も覚えているのは、現場の医師から「ウイルスの毒性が強くなっている」と聞いたことだ。 当時は感染が広がってまだ2ヵ月しか
新型コロナウィルスによるパンデミックの渦中で、私達は仕事や社会生活、教育などの場を現実世界からオンライン空間へとシフトさせている。 そうした中で今、世界的な注目を浴びているのが米国の「ズーム(Zoom)」だ。これはパソコンやタブレット、スマートフォンなどから使える、ビデオ会議をはじめとするコミュニケーション・ツールだ。あるいはビジネス・パーソンにとっては、今や不可欠となったテレワーク(在宅勤務)用のツールとも呼べるだろう。 ズームの1日当たりの利用者数は昨年12月に世界で約1000万人だったが、今年に入ってコロナ危機を契機に鰻上りに増加し、現在は2億人を突破したとされる。特にスマホやタブレット用に提供される無料アプリとしては、ここしばらくアップルの「アップストア」で上位を維持している。 スカイプとの違いは? これと同種で以前からよく使われているツールには、スカイプや「Google ハングア
Zoomを用いたオンライン講義を安全に進めるために 情報基盤センター 2020.4.6 オンライン講義に用いることができるソフトウェアの一つであるZoomについて、セ キュリティ上の懸念がいくつか報道されております。 その内容は、 ・Zoomのソフトウェア等のセキュリティ上の問題点 ・Zoomの仕様によるもので、実際には問題にならないと考えられること、または運用上 の配慮で問題を回避できると考えられること に分かれます。このうち、前者については、Zoom側で対応が進んでおり、私どもが把握 している範囲ではすべて対処済みとなっています。 但し、ソフトウェアを最新版にアップ デートしておくことが重要です。 後者については、特に運用上の配慮が必要なのが、講義 中に第三者がミーティングに参加して音声や画像等で妨害する、いわゆるZoom bombing と呼ばれている事象です。本学のオンライン講
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