2021年11月12日のブックマーク (1件)

  • 3. 住宅の階段と階高さの関係

    『管柱とは、木造建築で、土台から2階の胴差(どうさし)までの間にある柱のことです。2階においても2階の梁上から軒桁(のきげた)下までとなります』・『胴差とは2階の床梁のことです。また、軒桁とは2階の柱の上にある梁のことです。3階建ての場合は、2階と3階の床梁が胴差で3階の柱の上にあるのが軒桁となります』 例えば1階から2階までの管柱(くだばしら)は3mと4mがあります。一般的な分譲住宅などでは、コストの関係から当然3mの柱を使用します。この柱は加工される前のものですから、土台や胴差に取り付けるホゾを刻んだりすると実際に使える部分は減り、2.8m程度の階高になる訳です。3階建ての場合でも、同じことがいえます。 そこで階段の段数を階高2.8mで計算します。 階高さ÷基準法の蹴上げ寸法=段数が出ます。段数に端数がつけば切り上げます。すなわち一段多くするという意味です。そうでないと23.3㎝と基準