ウクライナ東部で緊迫した状況が続くなか、ウクライナの国境警備庁は17日、ロシア国籍を持つ男性の入国を禁止するとロシアの航空各社に通知し、ロシア外務省はウクライナに対して説明を求める方針です。 ウクライナの国境警備庁は17日、ロシア国籍を持つ16歳から60歳までの男性の入国を禁止することを決めたことを明らかにし、アエロフロートなどロシアの航空各社に通知しました。 これを受けて、ウクライナの首都キエフや南部のオデッサではロシア人の男性が実際に入国を拒否されました。 一方、東部のドネツクでは17日、ロシア人の記者が入国を拒否されましたが、親ロシア派の活動家たちが空港に押しかけ抗議の末、結局入国が認められる騒ぎがありました。 ウクライナの国境警備庁は「テロ対策のため」と説明していますが、ウクライナの暫定政権は東部地域などで活動する親ロシアの武装集団を支援するためにロシアが要員を送り込んでいると批判