渡辺歩監督の「怪獣の子供」を観てきた 五十嵐大介の原作漫画「怪獣の子供」が映画化されると聞いた時は正直どうなるかと思いました。原作を読んだことがある人はきっと「あの漫画を約2時間で収める事が出来るのだろうか」という不安があったのではないでしょうか。 原作は第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。内容を簡単に書けば「命の物語」と言うのでしょうか。優しい内容ではないですが、これがアニメ映画化されると聞いた時は観に行くしか無い!と思いました。 主人公、琉花の声を演じるのが芦田愛菜。その他に渡辺徹、蒼井優、稲垣吾郎、森崎ウィン、石橋陽彩、浦上晟周など豪華な面々となっているので、この点も期待大ですね。では、早速ですが感想とレビューを書いていきたいと思います。 主人公である琉花を中心に置いたストーリー構成 「怪獣の子供」は琉花、空、海と3人の子どもたちを中心