-初来日おめでとうございます。日本は満喫していますか? Katie(以下K):ええ、満喫してるわ。 -昨日はあなたたちのライブを初めて見させてもらいましたが、音が響いた瞬間に鳥肌が立ってしまったほど、本当に素晴らしかったです。あなた方自身の昨日のライブの感想を教えてください。 K:楽しかったのは楽しかったんだけど、日本に着いたばかりというのと時差ボケでなんだか自分が一歩遅れているなという気がしてたの。機材もいつものものと違ってなんだか追いつかなくちゃ、追いつかなくちゃってずっと思っていたわ。でもライブ後半はやっと感覚を取り戻して心から楽しむことができたわ。 -特に「FM Doll」に感動しました。ヴィデオ・クリップのように危険なくらい大胆にエロチシズムを振りまくKatieのパフォーマンスは、何かいけないものを見ているようなドキドキ感を覚えながらも強く惹きつけられて目を離すことができませんで
interview with Katie Jane Garside(Queenadreena) text by takehiko hosaka(HMV) --- 今回の来日は、Queenadreena としては初めてで、Daisy Chainsaw(注:1)以来の来日になるかと思われますが、何年ぶりの来日になるんでしょうか? Katie Jane Garside(以下、Katie) 15年ぶりになるわ。 --- では実際15年ぶりに来日してみて、15年前の日本と今の日本とを比べてみて変わったところって何かありましたか? Katie いろんな人にそのようなことを聞かれたけど、私の印象だと、15年前に日本に来たときは、日本の女性のパワーとか存在感をあまり感じることが無かったの。 15年前にちょうど取材を受けた女性のジャーナリストに、「女性パフォーマーとしてのあなたの役割は?」って聞かれて。当時
ものすごく消耗度の高いライヴだった。もちろん良い意味で、である。気力とか体力といったものが、ステージ上のバンドに吸い取られていくような感覚。そんな独特の陶酔感をクイーンアドリーナの初来日公演は味わわせてくれた。で、かなり気が早いけれども敢えて言ってしまおう。これは間違いなく今年のベスト・ライヴ候補のひとつになるはずだ、と。 ものすごく正直に言うと、彼らのライヴを日本で観られる日が来るとは思っていなかった。もちろんこのバンドの前身にあたるのが、かのデイジー・チェインソーであることを持ち出すまでもなく、ケイティ・ジェーン・ガーサイドとクリスピン・グレイのコンビが作り出す音楽が特定のファン層から致命的なほどに愛されていることは認識していたし、2000年発表の名作『タクシダーミー』以来、新譜が出るたび常に聴きあさってきた身としては、来日公演の実現を願ってきたのも事実ではある。が、どこかで僕はこのバ
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