何故、先延ばししてしまうのか?David J. Hardisty氏とElke U. Weber氏(それぞれブリティッシュコロンビア大学、プリンストン大学)による最近の研究で、人はポジティブな体験はできるだけ早く完了し、ネガティブな体験はできるだけ先延ばししようとする傾向があることがわかりました。 このこと自体はとくに意外ではありませんが、この話には興味深い続きがあります。両氏の論文 「Impatience and Savoring Vs. Dread」から少し引用してみます。 ポジティブな出来事への期待には、セイバリングのポジティブな感情と、待つじれったさのネガティブな感情が含まれています。 ネガティブな出来事への期待には、気の重さというネガティブな感情と、待つじれったさのネガティブな感情が含まれています。 (セイバリング:ポジティブな出来事を心に浮かべ、心地よさを味わうこと) つまり、現
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