ある朝、アルゼンチンのサンタフェに住むルハン・エロレスさんは、自宅の庭で奇妙な生きものを見つけた。長さは10センチほど。両端に頭があるヘビのように見えて、一方の端の目は瞬きをした。 エロレスさんはフェイスブックに動画をアップして、正体を尋ねたところ、たくさんのコメントが寄せられた。(参考記事:「ぼくが出会ったなかで一番スゴイ擬態昆虫」) この生きものをひっくり返してみると、小さな脚が並んでいた。そのため、専門家はスズメガの幼虫だと考えている。ベニスズメ(Deilephila elpenor)の幼虫ではないかというコメントや報道もあったが、ベニスズメはヨーロッパにしかおらず、厳密な種は謎のままだ。(参考記事:「【動画】ヘビ?クモ?な「動く模様」に学者も困惑」) この生きものはベニスズメではないようだが、スズメガの幼虫には、捕食者を警戒させて身を守るためにヘビに擬態するものが多い。 米国アリゾ
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